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e-taxの利用者識別番号の取り直しは、意外にスムーズでした
最終更新日:2023年03月08日

今回の確定申告で初めて、e-taxの利用者識別番号を取り直す案件がありました。

利用者識別番号は分かるけれども、パスワードが分からないので再発行手続をしたい。けれども、仮パスワードの郵送が確定申告に間に合うかどうか…というケースでした。

ネットで調べてみると、利用者識別番号を取得し直すとメッセージボックスが見られなくなるので、過去のデータにアクセスできなくなるというデメリットが挙げられていました。

そのため、利用者識別番号を取り直すかどうかについては、かなり迷いはしたものの、お客さんの書類の保存状況がかなり良く、過去の届出の状況が把握できたため、思い切って番号を取り直すことにしました。

やってみると、意外とスムーズに新しい番号に連携されることがわかりました。

まず、e-tax開始届をe-taxで代理送信してみました。

その3日後に税務署から連絡があり、利用者識別番号が二重に発行されている旨の問い合わせがありました。事情をお話ししたところ、メッセージボックスが見られなくなるというお話しをいただき、それでも大丈夫なので新しい番号に変更する旨回答しました。

その翌日の朝、メッセージボックスに申告に関するお知らせが届き、所得税の申告方法、消費税の取り扱い、納税方法について、しっかりと確認することができました。

納税方法については、利用者識別番号が変わった時に振替納税もついてくるのかどうかが不安でしたがちゃんと紐づけられていました。

利用者識別番号を取り直したとしても、税務署が迅速に対応してくださることがよく分かりました。

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