会計・税務をあなたの手に。
izawa-tax.com

意外にもe-taxソフトのデータ移動が簡単だった話
最終更新日:2024年12月06日

使っていたパソコンのOSがWindows10なのですが、もうこのパソコンでは10をサポートできません…というメッセージが出てきたのと、持っていたパソコンに11をインストールできないという事情があり、Windows11搭載のパソコンに変えることにしました。

パソコン間でのOneDriveでのデータ共有は初めてだったのですが、新しいパソコンでログインすると、いつの間にかデータが共有されて、デスクトップ上に張り付いているデータや、一部共有されていたフォルダのデータが丸々入ってきて、iPhoneの機種変更とあまり変わらないスムーズさがありました。

問題は、弥生・e-tax・eltax・達人…と、普段仕事でよく使っているソフトのデータ移行でした。達人シリーズがなかなか曲者で、相続税の達人のデータの移行がうまくいかず、申告年度によってデータベースが違うのか、ということに気づいたり…なかなかハードなものでした。

そして、後回しに、後回しに…していたe-taxの番になりました。

申告は、早く行ってしまうことが多いため(例えば、例年、所得税の申告は1月上旬~2月上旬に大体完了している状況です。)、ベンダーの電子申告ソフトのリリースを待っていると、なかなか確定申告ができないというストレスがあります。

そのため、申告の時には、e-taxのWindowsソフトを使っています。昔ながらの雰囲気を醸し出しているソフトウェアなのですが、新しい様式がすぐにダウンロードできるため、全くチェックしていなかった思いがけない改正にも気づくことができます。申告書等の作成履歴も全部残っていますし、メッセージボックスもスムーズに確認できるので、非常に重宝しています。

e-taxでは各クライアントの利用者情報を入力してクライアントごとのデータベースを作ります。アイコンも少し古風な感じなので、まぁ、クライアントの基本情報がそこに入っているのだろう…どうせ、申告書のデータは別のフォルダに入っていて、自分で移動しないといけないのだろう…と、これから必要となりそうな作業を勝手に想像して、ため息をついていました。

が、しかし、いざ、e-taxを新しいパソコンで動かしてみると、利用者情報のデータをクリックするだけで、過去の全申告を確認することができました。

e-taxソフト…予想外の優れものでした。

来年も、法人税と相続税の確定申告は、e-taxソフトを使いまーす!!!

TOP